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rack focus / focus pull
手前と奥の2つの被写体の間でピントを送り替え、視線の主役を入れ替えるカメラ的な演出。効くのは合焦の直前に一度ぼけ側へ戻る「フォーカスハント」で、これが無いとただのぼかしの切り替えに見える。
02 — Prompt template
03 — Params
duration(ピント送りの時間 s) — 範囲 0.4〜2.4 / 初期 1.2
0.8〜1.4sが映画的。0.5s以下だと単なる切り替えに見え、2sを超えると待たされる。blur(外れた側のボケ量 px) — 範囲 2〜20 / 初期 10
8〜12pxで被写界深度の浅いレンズらしくなる。20pxは奥を完全に溶かす表現向け。hunt(フォーカスハントの戻り量) — 範囲 0〜0.8 / 初期 0.35
合焦手前で一度ぼけ側へ戻る量。0.3前後で「レンズが探る」感じが出る。0だと機械的。
04 — Vocab
rack focus / focus pull — 1カットの中でピント位置を別の被写体へ送る撮影技法。日本語では「ピント送り」「フォーカス送り」。視線誘導と場面転換を同時にやれる。
被写界深度(depth of field) — ピントが合って見える奥行きの幅。浅いほど手前と奥のボケ差が大きく、ピント送りが劇的になる。Web上ではblurの量がこれに相当する。
フォーカスハント — レンズが合焦点を探して行き過ぎ、少し戻ってから収まる挙動。機械的な補間に人の手つきを足す役で、これが無いと「ぼかしを消しただけ」に見える。
filter: blur() と backdrop-filter: blur() — 前者は要素自身を、後者は要素の背後にあるものをぼかす。被写体ごとにピントを分けるなら前者、画面全体を一度ぼかしてから合焦させる演出なら後者。
05 — NG → OK examples
NG
言い方: 「「奥の画像がボケて手前にピントが合う感じにして」」
なぜNG: 「ボケる」だけでは送る時間もボケ量も決まらない。両方が同時にぼけたままだったり、blurではなく単なる不透明度のクロスフェードで返ってくることが多い。カメラらしさの肝であるハントはまず入らない。
OK
言い方: 「「rack focusを実装。手前/奥の2被写体で常に片方だけ合焦、外れた側は filter: blur(10px) + opacity 0.55。ホバーで1.2sかけて送り、到着側は45%でほぼ合焦→62%でblur 3.5pxへ戻す→100%で0のフォーカスハント付き。easingは cubic-bezier(.3,.15,.25,1)、reduced-motionでは即時切替」」
なぜOK: 被写体が2つで片方だけ合焦という構造、blurとopacityの具体値、そしてハントをキーフレームの位置と数値で指定している。この3点目があるかどうかで「カメラのピント送り」と「ただのボケ切り替え」が分かれる。
